精米歩合とは

 

「飯米」と同じように「酒米」も玄米を精米、磨いて使うのですが、どのくらい米を磨いたかの割合を示す数値を「精米歩合」と言います。

 

米を100%として、磨いて残った部分(使う部分)が40%なら、精米歩合40%です。

同じ分量の酒を造る場合でも、この数値が小さいものほど必要とする玄米の量は多くなります。

純米大吟醸酒や大吟醸酒の価格が高い理由は使う米の量が多いからです。

 

最近では高精米の酒が品評会などにも出され、人気を集めています。

磨けば磨くほど、タンパク質や脂肪分を取り除き、雑味がなくなり澄みきった「きれいな味」になります。日本酒ってちょっと苦手だなと思われる方は精米歩合の低い酒を試して見るといいかもしれません。

しかし、小さな米粒になるまで米を磨き、その小さな米粒で酒を造る技術は繊細で難しいもの。できる量も限られています。

大事に味わっていただきたいですね(^^)